近年発生が想定される首都直下型地震発生時を想定して、フジテレビノイタミナ枠で2009年7月10日から9月18日に放映された、前作『東のエデン』に次いで2作目となるオリジナルストーリーアニメ。
現実に放映2年後の2011年3月11日に東日本大震災という想定外の巨大地震が発生し、私たちは巨大地震の恐ろしさを目の当たりにすることになるが、その際発生した「帰宅困難者」などの問題も取り扱ってる。
東日本大震災を経験し、今後危惧される、東南海トラフ、相模湾トラフでの巨大地震を前にして今一度、見ておくアニメかもしれない。
夏休みに入ったばかりのお台場。中学1年生の未来は、弟の悠貴に付き合わされロボット展を見に来ていた。はしゃぐ弟を横目に、反抗期真っ盛りの未来は退屈そうにケータイをいじっている。
「毎日毎日ヤなことばっかり…。いっそのこと、こんな世界、壊れちゃえばいいのに」そう思った瞬間、突然地面が激しく揺れた。
東京を襲った、マグニチュード8.0の海溝型大地震。連絡橋は崩れ落ち、東京タワーは倒壊する。一瞬にしてすべてが変わった東京。
未来は悠貴の手をひき、お台場で出会ったバイク便ライダー・真理の力を借りながら世田谷にある自宅へ向かう。
果たして3人は無事に家に帰ることができるのか・・・