脚本が
『のんのんびより』
『たまこラブストーリー』
『映画 聲の形』
『リズと青い鳥』
『バクマン。』
『けいおん!』
『ガールズ&パンツァー』
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』
などを手掛けた吉田玲子。
これだけでもうわかってもらえるんじゃないですか!


(良さを分かってもらうためにちょっとだけネタバレ含む)

まず、冒頭4分でのリアルな高速道路の交通事故のシーンで、
このアニメはかわいい子供向けのアニメでないことを突き付けられる。

その事故で両親を亡くし、奇跡的に助かった小学6年生のおっこは、祖母の経営する旅館「春の屋」に引き取られることになり、ひょんなことからその旅館で祖母を助け、若おかみとして修業を始めることになる。

旅館に住み着くユーレイのウリ坊や美陽、子鬼の鈴鬼などの不思議な仲間に励まされたり、ライバル旅館の同級生の真月とぶつかりあったりしながら、若おかみとして個性的なお客様をもてなすうちに次第に成長していく。

そしてある日、おっこが旅館で心からのおもてなしをしていた、父・母・息子の3人家族がいた。しかし、その父親が、おっこの目の前で両親が死亡した交通事故の加害者だとわかる。

おっこに、あのトラウマの交通事故の思い出が襲い掛かり我を失ってしまう。

そして誰もが涙するおっこの神対応シーン・・・・



原作は累計発行部数300万部を誇る、令丈ヒロ子による人気児童文学シリーズで、スタジオジブリ作品で作画監督を務めてきた高坂希太郎が監督。

テレビアニメシリーズもあるが、そちらは監督も脚本も違う、ほのぼのアニメなので、おすすめするのは劇場版です。