舞台は森に囲まれた丘陵地にある生徒総数2000名を超える全寮制の学園。ごく普通の生徒らが生活を送っている学園だが、実はそこは死後の世界だった。

現世で理不尽な人生を体験して、青春時代をまともに送れずに死んだ若者がこの世界に送られ、あらかじめ用意されたエキストラ(NPC)の先生や生徒たちと共に、生徒として学園での楽しい青春時代を過ごす。

そのなかで自分の願いが叶い未練をなくすことができると、消滅(成仏)し、現世へ転生する。

しかし、転生することを拒む生徒たちがいた。彼らは元々が死後の世界で「死ぬ」ことのないその世界で、学校の秩序を守る「天使」と日夜戦いを繰り広げていた。

そして彼らはやがてこの世界の真実を知ることとなる。


是非見ていただきたいのは第10話。
この10話があるから私はこのアニメをおすすめする。
なので是非とも、ひとまず1話~10話まで見てほしい。
そこまでも普通に面白い。

正直、このアニメで泣くとは思わなかった。
しかし不覚にも涙が止まらなかった・・・この10話。


【以下ネタバレ注意



主人公の音無はユイの願いをすべて叶えてやろうとしていた。

すべてのやりたいことに挑戦し最後に夕暮れのグラウンドでの場面・・・

音無「もう全部叶ったのか」

ユイ「叶う?何が?」

音無「その・・体が動かせなかった時にしたかったこと」

ユイ「あ~もう1個あるよ」

音無「なに?」

ユイ「結婚!」

BGMがピタッと止まる

ユイ「女の究極の幸せ・・・でも家事も洗濯もできない、それどころか一人じゃ何にも出来ない迷惑ばかりかけてるこんなお荷物・・誰がもらってくれるかな?」

ユイ「神様ってひどいよね・・私の幸せ全部奪っていったんだ・・・」

音無「・・・そんなこと・・ない・・」

ユイ「じゃあ先輩!私と結婚してくれますか!」(きっぱり)

音無「う・・それは・・・」

たじろぐ音無・・・その時グランドの向こうから大きな叫び声が聞こえた

日向「俺がしてやるよ!」

ユイ「うっ・・あ」

ユイがバットを落とす音がグラウンドに響く

振り向くユイ

そこにはユイといつもケンカばかりしていた日向の姿が・・

そして絶妙のダイミングで流れ出すLiSAの【一番の宝物】←これがキモ

近づく日向

日向「俺が結婚してやるよ・・・・これが俺の本気だ」

ユイ「う・・そんな・・先輩は・・本当の私をしらないもん」

日向「現実が 生きていた時のお前がどんなでも・・俺が結婚してやるよ!
もしお前がどんなハンデを抱えてても」

ユイ「ユイ歩けないよ・・立てないよ」

日向「どんなハンデってもて言ったろ!」

ユイ「ハッ」

日向「歩けなくても立てなくて・・もし子供が産めなくても・・・それでも俺はお前と結婚してやるよ!」

ユイ「うっ」

日向「ずっとずっとそばにいてやるよ・・ここで出会ったお前はユイの偽物じゃない・・ユイだ。どこで出会っていたとしても、俺は好きなっていたはずだ」

日向「また66億分の1の確率で出会えたら・・そん時もまたお前が動けなかった体だったとしても・・お前と結婚してやるよ」

以下・・・感動のラストは本編で。


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