少し昔の映画であるが名作【卒業】を紹介する。
大学を優秀な成績で卒業したが将来の目標を見失っているダスティン・ホフマン演じるベンジャミンがバンクラフト演じる父親の共同経営者の妻ロビンソン夫人に誘惑され、ズルズルとロビンソン夫人との関係にハマリ、逢瀬を重ねるようになる。
両親の勧めで仕方なく、キャサリン・ロス演じる夫人の娘エレインとデートしたベンジャミンは、純粋な彼女を本気で好きになってしまう。そんな若い2人に嫉妬するロビンソン夫人。
やがて、彼女とベンジャミンの関係がエレインの知るところとなる。そしてあの有名なラストシーンへ・・・
ダスティン・ホフマンのコミカルな演技とキャサリン・ロスの可憐さ。なんといっても劇中に流れる「サウンド・オブ・サイレンス」「ミセス・ロビンソン」などの「サイモン&ガーファンクル」の名曲がこの映画にベストマッチ。
アメリカン・ニューシネマならではの社会、体制に対する反抗が背景に垣間見える映画でもある。


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